camdayのブログ

日々感じた中から不定期で。

第109回 季節の変わり目

今回は昨今の気温の変化についてです。真夏日から一気に晩秋先週の半ば、東京では10月としては珍しい真夏日を記録しました。 しまい損ねの半袖シャツが役立ちました。かと思えば蒸し暑く感じる雨の日もある。一転肌寒く連休が明けると一気に晩秋の気配。涼し…

第108回 大風呂敷

今回はSpaceXのイーロン・マスクが発表した火星移民構想についてです。ロケット爆発事故先日、射場での試験中に第2段から爆発し衛星共々失ってしまったSpaceXですが、先週驚きの発表を行いました。 火星に100人。 100年以内に定住100万人。 このタイミングで…

第107回 曼珠沙華

今回は曼珠沙華、彼岸花についてです。秋の彼岸に咲く田んぼの畦や街道脇に赤い花が咲く時節になりました。 彼岸花です。 巾着田が一面に植えられていて有名です。物によっては白い花もあります。見てても見えないこれらは多年草で地下の球根から花が咲き、…

第106回 フォトキナ

今回はドイツ ケルンメッセなどで2年に一度開かれる写真関連の展示会についてです。世界に冠たるドイツカメラライカ、カールツァイスなど世界の光学機器を牽引してきたメーカーの本拠地がドイツです。 ライカやコンタックスといったフィルムカメラは20世紀前…

第105回 デジカメのゴミ

今回は一眼レフのデジカメ化から撮像素子のゴミ問題についてです。黒い影白い壁をとるとぼんやり黒い影が映っています。絞り込むとくっきり黒い点やホコリが。 青空や、ポートレートなどこんなところにシミそばかすがとなります。 ゴミの原因はレンズを交換…

第104回 消えゆくネットコンテンツ

今回はニフティの初期のウェブページサービスの終了に寄せて。個人発信の場としてのウェブサイトHTLMを使って書き起こすところから始めて、やがてHTMLを生成するツールが普及しWindows95時代に作って誰にも知られていないウェブページがありますがこのまま消…

第103回 新海誠の世界

今回は実写トレースで培われたどこか見たことのある光景と美しい創造的な空や宇宙を描き、アニメーション界に存在感を示した新海誠さんの新作公開のお話しです。美しい音楽のような映像 初期作品である彼女の猫やほしのこえなどから続く背景美術の精緻さが新…

第102回 フィルムカメラノスタルジー

今回は、十数年前は普段使いしていたフィルムカメラについてです。 中古カメラもデジタル 新品カメラも扱う中古カメラ店頭に並ぶのはデジタルカメラが8割以上を占めるでしょうか。普段、お世話になっているお店もそのような状況です。 若い世代ではフィルム…

第101回 流星群

今回は、流星群についてです。流れ星見えますか?近所の方から声をかけられるくらいには皆さんペルセウス座流星群の報道には触れられているようです。 ちなみに遠征をしない私は雲間から覗く星空を見ていましたが残念ながら捉えられませんでした。細かな星屑…

第100回 シン・ゴジラ

今回は、先々週の金曜日2016/7/30に公開された映画について。公開初日予告編しか事前情報がなく感想も箝口令が引かれていました。 出足は鈍く、空席の多い映画館。 お腹が空いていたのでポップコーン上映前に食べていました。 期待と不安。観ました 黒地に…

第99回 カフェを見る

今回は少し観察のお話を。出勤時間のカフェ慌ただしい通勤の狭間に一杯のコーヒーやモーニングを求めて結構な数のお客さんが列を作っています。 ほぼ同じ時刻に見ているのですが列の長短に違いがあります。 オーダーミス、会計ミスでやりとりがあると明快で…

第98回 Pokémon GO

今回は話題の位置ゲームについてです。人気のほどは海外での公開で虚実織り混ざった情報で熱狂が伝わってきましたが国内はどうなのか。週末の新宿御苑に向かうと。 先週閑散としていた千駄ヶ谷門にも人がいます。しかもスマホ片手に立ち止まって「新しいやつ…

第97回 バッグの大きさ

今回はカメラバックのサイズについてです。カメラとレンズに合わせる最近はミラーレスカメラもあって一時期ほど大きな機材を詰めることは無くなってきましたが、超望遠対応のレンズなど大きめのレンズも増えてきました。 屋外でのレンズ交換を最小限にしなが…

第96回 お茶の温度

今回は煎茶の温度についてです。しばらく気にしてなかった抹茶入りのお茶っぱを使っていてしばらく一煎目は抹茶状態で気にしなくなっていました。 先日、とあるラジオで一煎目はぬるめでお茶っぱ多めお湯少なめで新茶の旨味を味わってくださいとの解説が。 …

第95回 素子にこだわる

今回は、コンシューマ向けでは珍しい3層素子を使ったデジカメについてです。2012年70万円の衝撃中級機クラスの価格でとの言葉に予約していたところ、驚きの価格で約1年後の価格改定後継機まで待ったのも懐かしい思い出でした。 一眼レフとしてオーソドックス…

第94回 執念の35mm判

今回はリコーイメージングの35mm判デジタル一眼レフについてです。黎明期の発表2000年のフォトキナ、まだレンズ交換式の一眼レフのデジタル化初期に、銀塩カメラMZ-Sベースのデジタル一眼レフカメラの発表がされましたが、開発中止。カメラ博物館で展示当時…

第93回 オリジナルの力

今回は、静岡の地下街で展示も行われたメカトロウィーゴというオリジナルロボットのお話です。https://m-wego.com1人のアーティストの作品から小林和史さん http://chubu01.wix.com/moderhythm http://moderhythm.blog26.fc2.com/ がメカトロボットと呼ばれ…

第92回 うなぎか蚕か

今回は絶滅が危惧されているうなぎについてです。ドードー鳥の故事かつて、人類に食べ尽くされて滅んだと目される動物にドードー鳥がいます。大航海時代、長い航海の中、飛ばない大型の鳥は格好の食料だったのでしょう。日本うなぎの受難高級食材となってい…

第91回 新しい作り方 新しいデザイン

今回は東京大学 山中研究室のこの展示会から。http://www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/exhibition/proto2016/スケッチを形に 二十数年前、折しも同じようなプロトタイピングを糸鋸と万力とヤスリで行っていました。 当時は小さな空間の作業ロボットへのサ…

第90回 電子ゲームの歴史

今回はお台場の日本未来科学館で行われていた企画展「GAME ON ~ゲームってなんでおもしろい?~」について遊べる展示2002年イギリスから巡回展が始まり日本での展示が終わりました。初期のPONから最新のPSVRまで遊んで体験できる展示が特徴です。動態…

第89回 色味のデザイン

今回は大雑把な色でくくられてしまう商品デザインの色味についてです。シルバーと一言言ってもアルミ、クローム、プラチナにチタン、エトセトラ、元となった金属素材の印象や表面仕上げ、メッキと下地、アルマイト処理など様々な色味があります。特に気にな…

第88回 地場産業

今回は先日行われた静岡の展示会について。東京ではない見本市や展示会というと東京で行われる事が多く地方からの参加者が集まるというのが一般的ですが、東京よりも盛り上がる業界の見本市があります。 静岡の模型協同組合が開く静岡ホビーショーです。地元…

第87回 創作の嘘

今回はSFや改変歴史物などにおける設定のお話です。ノンフィクションの皮を被ったフィクション私たちの世界で実際に起きていることを記述するのがノンフィクションだとするなら、話を面白くするために嘘を意図的に混ぜるのがフィクションでしょうか。 先日、…

第86回 準惑星の世界

今回は冥王星とその仲間たち準惑星のお話です。衛星付き冥王星に衛星カロンがあることが分かったのは1978年のことでした。地球の月と同じく他の惑星の衛星に比べると惑星との大きさが近く二重惑星とする考え方もありましたが、国際天文学会で準惑星に分類さ…

第85回 数値の果て

今回は、数値スペックの話題です。条件揃えてこそ排ガス規制や燃費についての測定の不備やごまかしで自動車メーカーが揺れる昨今、条件を恣意的に歪めたり実際の制御とは異なるパラメータで測定時だけいい数値出したりとあの手この手に驚きます。効果の検証…

第84回 隣の恒星

今回は先日ホーキング博士などが率いるブレークスルー・スターショットの話題。計画ではアルファケンタウリまで20年隣の恒星とは言っても光の速さで4.3年かかる距離にある星です。 昔、原子力ロケットで構想された計画では50年と巨大なロケットと実用化され…

号外

2016熊本地震の被災者の皆さまにお見舞い申し上げます。

第83回 軽さへの挑戦

今回はフルサイズ一眼の軽さへのこだわりについてです。一眼レフの重さクイックリターンミラーとガラスの塊ペンタダイアゴナルプリズムがある上に上級機では巨大な望遠レンズを支えるグリップの役割があるので重くなるのは当然です。 中空ミラーにしたり素子…

第82回 お天気まかせ

今回は撮影とお天気についてです。花の香り今年のお花見は如何でしたか。 会社勤めをしていると撮影に行けるのはお休みに左右されます。 梅の時期は忙しく、早咲きの時期は暖冬でいつもと違う咲きごろに翻弄されました。 枝垂れ桜は曇り、ソメイヨシノの満開…

第81回 標準レンズで歩く

今回は、レンズ交換式カメラで標準レンズと呼ばれるレンズについてです。35ミリ一眼レフなのに50ミリフィルムの感度が低かった時代に明るいレンズを設計しやすかったからなどの諸説ありますが、対角画角47度前後のレンズを標準レンズと呼んでいました。 20世…