第130回 冬の星座は西の空
今回は春になって早い時間に見やすい冬の星座についてです。
季節の星座
プラネタリウムの季節の星座紹介は日没のシーンから始まることが多く宵の空は春先は冬、初夏は春、秋口は夏、初冬は秋の星座がメインになることが多いです。
夜中に南中
その季節の星座は天頂を通る南北の線を中心に夜中に広がるものです。今の時期だと西側にはオリオンやおおいぬこいぬなどの冬の星座が見えます。南から東にかけてはしし座やおとめ座、うしかい座が見えています。
春霞の前に
本格的な春の季節は透明度が落ちてきます。宵から夜中にかけて見やすい冬の星座を楽しむなら今シーズンはラストチャンス。春の星座を楽しむなら夜中に東の空を。
ほろ酔いの夜、さめてきた頃足元に注意してふと空を見上げれば星が広がっているかもしれませんよ。