第16回 機械時計と電波時計
腕時計、皆さんはされていますか?
第16回はそんな腕時計の二つのトピックについて。
正確さを目指して
電波時計にして時計の狂いはとても小さくなりました。
震災の時は基地局が止まって信頼性が落ちました。地球で電波が届く地域オンリーと感じる出来事でした。
GPSは正確な時間が必要なのでその時間の方をうまく使って正確な時間が表示されます。
ゴテっと大きなクロノグラフが中心で高機能で25万円ぐらいでしょうか。
止まらないということ
子供の頃、寝室の時計はゼンマイでした。朝、起きるとゼンマイ巻いて時報で時計合わせしていたことを思い出します。
腕時計をしはじめた頃はクオーツとデジタルの全盛期で父からもらったのもデジタルウォッチでした。
そして、電子式の自動巻き時計キネティックをへてソーラーウォッチになりました。
動いてる実感
キネティックは自動巻機構に似た振り子発電機を内蔵していました。装着していればよく、動作を止めて内蔵クオーツで時間を刻み続けていました。
振ると中で振り子が動きます。
一方、自動巻機構は高級機種で独自の価値を認められていました。
たった51
部品の数です。自動巻の機械式としてはぐっと抑えた部品数です。そして、今まで手仕事だった機械式の腕時計を自動生産できるようにしてしまいました。
使ってみると秒針のゼロストップ機能が無いとかあるわけですが、1分のずれがあってっもいい余裕を持つカジュアル時計という割り切りがあります。使ってみると今のところ日に6秒進む感じです。
ファッションにストーリー
最初のクオーツ腕時計の部品数と同じというのは歴史的な繋がりを演出しますし、プラスチックの外観はスウォッチのこれまでのデザインとの連続性を感じます。
潜らないダイバーウォッチとか飛ばないパイロットウォッチなんかもあります。
時を刻んで
人生の時を刻むとき正確さかストーリーかあなたは何を重視しますか。今宵時は巡ります。
良いお年をお迎えください。