camdayのブログ

日々感じた中から不定期で。

第186回 レンズの重さ

今回はレンズ交換カメラのレンズの重さについてです。

小さくずっしり

ライカMのレンズはまさにこれですね。金属とガラスの小さな工芸品。
コストダウンやアルミ材料で軽量化もされていますが。
フジXマウントのレンズも意外と持ち重りします。
マイクロフォーサーズの高級タイプもここかな。
昔の銀塩一眼レフ時代の金属レンズも。ペンタックスのFAリミテッドなども今からすれば贅沢なレンズです。

ハッとする軽さ

マイクロフォーサーズの普及レンズ。
うまくエンジニアリングプラスチックと金属素材を使って軽いけど金属感を演出。Eマウントの普及レンズもこのラインかな。
持つと軽い。想像以上に軽い。
AF一眼レフ用の普及ズームなどもこの感じです。軽さは命の時代がありました。

つや消しの重さ

シグマのアートレンズはこの辺り。
ずっしり大きさ目一杯な感じです。
ツアイスの最近の高級レンズもこの辺り。一眼レフ用レンズは重厚長大に。
FEレンズも望遠域や大口径単焦点はこっち。高倍率ズームも重いです。

性能1番、重厚長大の高級レンズ志向がある一方で実用的なサイズのレンズもあることがシステムの魅力になりますね。

第184回 こぶし咲く

今回は花の季節模様。

今年は早い

先週都内、梅は散り修善寺寒桜が満開でした。これから普通の桜が咲き始めそうです。
コブシの花も咲きました。
月末にはハクモクレンが大きな花をつけそうです。

ソメイヨシノの咲く頃

オオシマザクラは終り。
コヒガンザクラも満開でしょうか。
ソメイヨシノ気象庁予報は3/20でしたが早まって17日に開花しました。
しだれ桜は早咲き株と遅咲き株が近いタイミングで咲きはじめています。早咲きは満開です。

花をカメラで撮らせていただく

花木を傷つけたり、他の撮影者や花見客にご迷惑をおかけしたりすることが無いように冷静に振る舞いたいものです。
例年心を痛める知らせが届きます。
くれぐれも。

そう願う早い春の陽気です。

第183回 花粉の季節

今回はスギ花粉にヒノキ花粉など花粉のお話。

飛散の記憶

今から30年ほど前、部活動で流星塵観測をしていました。空気中を降下してくる流星の再凝結でできた丸い微粒子をグリセリンを薄く塗布したスライドグラスで受けてある面積内の計数と特徴の記述を行うものでした。
その頃でも杉やヒノキはあったはずですがあまり見た記憶がありません。
ただ3学期の忙しい時期でもあり、後輩に引き継ぐこともありでその時期の観測が抜けてる可能性はあります。

今も同じような手法で

観察するとムズムズしてくるかもしれません。
顕微鏡マニピュレータの練習で学生時代松花粉をいじったことはありました。気嚢のある水分子のような形状が特徴的です。車がうっすら黄色くなるぐらい飛んできますが、昭和の頃気にしてなかったのはなぜだろうと思います。

花粉対策

仮説ですが、かつては節の少ない材を得るため枝打ちをしていて一本あたりの雄花の数が制限されていたのではないかと。
抜本的には山林の植林を世代交代させ飛散量を軽減するべきなのでしょうが人口減少社会で生計を立てながら山仕事ができる人も少ないでしょうし過去の植林の面倒が見られない。さらに山林の所有者が不明瞭で盗伐が問題になってもいるようです。

対症療法の市場

抜本対策が難しいなら対症療法の薬やマスクなどが一大市場になるので、恩恵を受けてるところもあるでしょうし、苦しい人の助けにもなります。
それでもなんとか実効的で抜本的な対策が取れないものかと夢を見てしまうのです。

鼻が赤く目がショボっとした人々があふれています。

第182回 南極アニメ

今回は南極に高校生がいくアニメについてです。

オリジナル作品

南極に民間の観測隊が渡って3年後、第一回観測隊で帰らぬ人となった母の最期の地に行きたい娘さんと、ふとしたことから彼女と知り合った何処か遠くに憧れる子、高校に馴染めず大学検定受けてコンビニバイトを頑張る子、子役の仕事で友達ができずに悩んでいる子。

4人と大人の紡ぐ物語

普通の生活では無い南極という地に魅入られた人々は払い下げられた南極観測船で極地に向かいます。
しらせや極地研、関係者インタビューなどを厚くリサーチした上でアニメならではの演出を加えて飽きさせない。
今、密かに人気です。

何かを成し遂げる情熱

南極の地に着いた時の隊員の叫びが全てです。
よりもい
こと
宇宙よりも遠い場所

興味があったらご覧あれ!

第181回 APS

今回はデジカメの撮像素子に謎の名前を残すAPSについてです。

アドバンストフォトシステム

去年、横浜の写真屋さんが製造中止になっているAPSフィルムを発掘して期限切れフィルムとして売り始めました。
どの辺りがアドバンスだったのかというとフィルムカートリッジをカメラにポンと入れるだけであとはカメラにお任せ。
蓋を間違えて開けない機構や途中から撮り直す機能やそれまでフィルム写真の失敗要因を潰す形でした。

現像後もフィルムカートリッジに入ってる

なのでフィルムに何が写ってるか専用機器で見るかインデックスプリントの番号と見比べないといけない。これは辛かったです。
専用のカートリッジとインデックスが整理できるアルバムもあったのですが嵩張る。私自身ポジフィルムで撮っていたので対象外でした。

各社カメラは出しました

随分といろいろなカメラ、コンパクトから一眼レフまで出たのですが使いがってに世間が慣れる前にデジカメの普及で売れなくなり。数年前フィルムが製造中止で終わっていました。
一眼レフカメラミノルタニコンキヤノン、レンズ一体型一眼レフカメラオリンパスが出していました。

デッドストックフィルム

そんな中、長野オリンピックの頃に出ていたカメラを中古で並べ、APSカメラの同人誌を店頭展開し、フィルムを販売し、現像やデータ化を始めた写真屋さんが現れたのです。
平昌オリンピックの今年も種類は減りましたが在庫はあるようです。

最後のひと仕事昔のAPSカメラ体験してみましょうか。

第180回 期限切れフィルム

今回は、期限切れのフィルムについてです。

感度の低下
ネガの濃度薄いです。一段か二段露出をかけたほうがよかったかも。

カラーバランスの崩れ
露光が浅いので色味もノスタルジック。

粒状感の悪化
露出不足のネガなのでざらっとします。
デジカメノイズと違ってスムーズにノイズ感です。

クルクルカールネガ
保存の悪いネガそのものです。
ネガスリーブに入れるのも大変そうです。くしゃくしゃです。

うーん、やっぱり表現楽しむ以外は、きちんと期限内のフィルムでも撮りましょう。