camdayのブログ

日々感じた中から不定期で。

第179回 最新の人口減少推計

今回は一番当たると評判の未来予測、日本人の人口の予測についてです。

15年ほど前に調べた時は

2050年には減少は底打ちするだろうというのが、政府白書やシンクタンクの報告書などの見込みでした。
しかし蓋を開けて見ると、下げ止まらない可能性まで2017年現在出ています。

河合雅司『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』

2003年の未来予測

2003年当時、人口減少する日本というのも想定したシナリオを書いたのですが、暗すぎると一笑に付されてしまいました。あれでもポジティブに書いた内容だったのですが。あともう少し先のことすぎて棺桶に近い偉い人には自分ごとには感じられなかったのでしょう。

バックキャスティングの将来

しかしあれから15年ほどたち想定する未来にそんな世界が確実に入ってきました。何をしても人口減少が止まらないところに来てしまったと考えて良さそうです。もちろん人を住まわすということで地域ごと外国移民に明け渡すようなことがあれば別でしょうが。

人生設計も事業計画も

無視できない人口減少国の現実にどう向き合っていくのか。
若い人の希望的な観測としては落合陽一『日本再興戦略』などもあります。
これが正解かはわかりませんが、政治、経済、社会、技術への影響と変化を予見し戦略変更をしないといけません。
知恵の絞りどころ施策実施の必要の時のようです。

オリンピックで隠れている真の課題に取り組まなければなりません。

第178回 ファルコンヘビーリフトオフ

今回は27機のロケットエンジンを束ねた民間宇宙ロケットの打ち上げ成功についてです。

おめでとう

火星に向けてテスラの電気自動車ロードスターが飛んでいきました。
今回はファルコンヘビーロケットの打ち上げ試験なので積荷は重さがあればなんでも良くSpace Xのイーロン・マスクは自分の愛車(自分の会社でもある)を打ち上げました。

ビジョンに向けてコストを下げろ

ファルコンヘビーのブースターは地上に、1段目は海上のはしけに飛んで戻ってきます。再利用を計画しています。
すでに1本分に相当するファルコン9ロケットでは実現しています。
大雑把に言えばこの9を3本束ねたのがヘビーです。
着実に積み重ねていってます。
ビジョンを具現化するためにコストダウンも必要な要素の一つとはっきり組み込まれています。

何よりも楽しそう

ミッションコントロールや4画面の中継を見ているとわくわくします。
もちろん失敗もありますがぐいぐいと先に進んでいく力があります。
その力とそのフローに乗って行く従業員のパワー実際のところどうなのでしょう。

ワークライフバランスではないと落合陽一氏が指摘していますが仕事と人生とはと考えさせられます。

第176回 雪模様

今回は4年前の大雪を思い出したお話です。

帰宅時に既にラッセル行
今回は前回ほどではなくて防水ビジネスシューズは中濡れずに済みました。
ただ、バス待ち4時間ですっかり冷えてしまいました。

開けて事態の深刻さ
主要なルートが普通乗用車では通れなくなりました。
まずはバス停まで人が通れる通路を掘りました。
しかしバスは運休です。
3週間ほど不都合が残りました。
今回はバス動いてよかった。

排雪の難しさ
となりに除けるとあっという間に山に。
そこで排水管におとすことに。
電気、ガスは通っていたので幸いでした。
前回の経験から溶けた雪の排水路掘りました。スケートリンク防止です。

まさかの連続
今回はさらに寒波が来ていますね。
皆さまお気をつけて。

第175回 消えた豚キムチ丼の白菜

今回は食堂で頼んだ豚キムチ丼から白菜が少ないことから、最近の葉物野菜の動向についてです。

出荷量と価格は

ベジ探というサイトが(独)農畜産業振興機構により運営されているので、そこのデータを参照します。
価格及び入荷量は農林水産省「青果物日別取扱高統計結果」によるものとのことです。

http://vegetan.alic.go.jp/kakakugurafu/youkeisai.xlsx

白菜はいかに

東京、名古屋、大阪、福岡の12月から直近で卸値で過去5年平均から倍の価格ですね。昨年通年の輸入量は前年比だと13ポイント増えてます。10月頃は輸入量も落ち着いていて産地の出荷量も安定。
で12月この時期主要産地の大分の寒さで小ぶり。しかも12月でほぼ出荷が終わっているのですね。

産地別での動向も必要

首都圏の出荷順調としても季節のズレ、産地のシフト、さらに輸入量も加味しないといけませんね。端的には市場の卸価格が指標に。

旬を見えなくする努力が価格に転嫁されているのですね。

第174回 ケーススタディの作法

今回はビジネススクールなどで行われるケーススタディーに付いてです。

取り組むルール

これまでも何回かケーススタディーに参加して来ましたがあまりグランドルールを意識していませんでした。
今回習ったのはケースの情報、その時のスナップショットと変化を意識してケースに書かれている情報で分析をしましょうということでした。

根拠のない推測やケースの調査はしない

実際にどうだったかでは自分で考えることにならず学びにならないということ。ただし、常識的な推論は働かせてもいいとの指導でした。
あまり生々しい事例では自分で持っているが、ケースに書かれていない知識が邪魔をしそうです。

まとめでは無い

フレームワークに当てはめたら終わりではなくそこから何を読み解くのか?対話で新たな視点を見つけて事例の中に流れているステークホルダーの思いや戦略を感じ取れるか。自分だったらどのような戦略のもと打ち手を選ぶのか。

自分なりの読みまで考えないと有意義な時間を過ごせ無いです。