camdayのブログ

日々感じた中から不定期で。

2016-01-01から1年間の記事一覧

第90回 電子ゲームの歴史

今回はお台場の日本未来科学館で行われていた企画展「GAME ON ~ゲームってなんでおもしろい?~」について遊べる展示2002年イギリスから巡回展が始まり日本での展示が終わりました。初期のPONから最新のPSVRまで遊んで体験できる展示が特徴です。動態…

第89回 色味のデザイン

今回は大雑把な色でくくられてしまう商品デザインの色味についてです。シルバーと一言言ってもアルミ、クローム、プラチナにチタン、エトセトラ、元となった金属素材の印象や表面仕上げ、メッキと下地、アルマイト処理など様々な色味があります。特に気にな…

第88回 地場産業

今回は先日行われた静岡の展示会について。東京ではない見本市や展示会というと東京で行われる事が多く地方からの参加者が集まるというのが一般的ですが、東京よりも盛り上がる業界の見本市があります。 静岡の模型協同組合が開く静岡ホビーショーです。地元…

第87回 創作の嘘

今回はSFや改変歴史物などにおける設定のお話です。ノンフィクションの皮を被ったフィクション私たちの世界で実際に起きていることを記述するのがノンフィクションだとするなら、話を面白くするために嘘を意図的に混ぜるのがフィクションでしょうか。 先日、…

第86回 準惑星の世界

今回は冥王星とその仲間たち準惑星のお話です。衛星付き冥王星に衛星カロンがあることが分かったのは1978年のことでした。地球の月と同じく他の惑星の衛星に比べると惑星との大きさが近く二重惑星とする考え方もありましたが、国際天文学会で準惑星に分類さ…

第85回 数値の果て

今回は、数値スペックの話題です。条件揃えてこそ排ガス規制や燃費についての測定の不備やごまかしで自動車メーカーが揺れる昨今、条件を恣意的に歪めたり実際の制御とは異なるパラメータで測定時だけいい数値出したりとあの手この手に驚きます。効果の検証…

第84回 隣の恒星

今回は先日ホーキング博士などが率いるブレークスルー・スターショットの話題。計画ではアルファケンタウリまで20年隣の恒星とは言っても光の速さで4.3年かかる距離にある星です。 昔、原子力ロケットで構想された計画では50年と巨大なロケットと実用化され…

号外

2016熊本地震の被災者の皆さまにお見舞い申し上げます。

第83回 軽さへの挑戦

今回はフルサイズ一眼の軽さへのこだわりについてです。一眼レフの重さクイックリターンミラーとガラスの塊ペンタダイアゴナルプリズムがある上に上級機では巨大な望遠レンズを支えるグリップの役割があるので重くなるのは当然です。 中空ミラーにしたり素子…

第82回 お天気まかせ

今回は撮影とお天気についてです。花の香り今年のお花見は如何でしたか。 会社勤めをしていると撮影に行けるのはお休みに左右されます。 梅の時期は忙しく、早咲きの時期は暖冬でいつもと違う咲きごろに翻弄されました。 枝垂れ桜は曇り、ソメイヨシノの満開…

第81回 標準レンズで歩く

今回は、レンズ交換式カメラで標準レンズと呼ばれるレンズについてです。35ミリ一眼レフなのに50ミリフィルムの感度が低かった時代に明るいレンズを設計しやすかったからなどの諸説ありますが、対角画角47度前後のレンズを標準レンズと呼んでいました。 20世…

第80回 持ち歩く人型ロボット

今回はシャープが発売を予定しているロボホンについて。ロボットを携帯電話に携帯電話とするのですから当然持ち歩くことを想定しているはずです。 ハードウェアはほぼ固まっていて、サイズは もともとロボットクリエイターの高橋氏が開発したロビと同じぐら…

第79回 春の駆け足

今回は暖冬と春の高温についてです。お正月暖かかった気象庁の平年気温との比較を見ると1月前半、2月、3月上旬と暖かかったことがわかります。1月後半だけ平年より低かったのですね。 http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/longfcst/tenkou/hensa_temp.html咲…

第78回 部分日食

今日はインドネシア方面では皆既日食、日本では部分日食が見られます。国内の天気は残念ですね。ネット中継などで観望しては如何でしょうか。なお、直接太陽を見るとか光学ファインダーを覗くなどの危険行為はやめましょう。少し短いですが今回はここまで。 …

第77回 小さくないミラーレスカメラ

今回はCP+で発表されたシグマのミラーレスカメラについて。 一部では話題のカメラになったと思います。 一眼レフカメラ用 そのレンズを使います。今までだとリコーイメージングのK-01と言うカメラがその方式のミラーレスでした。 シグマは交換レンズメーカー…

第76回 カメラの祭典

今回は明日から始まるCP+2016についてです。カメラショーからCP+になって会場がパシフィコ横浜になってもう何年経ったでしょうか。 今年は大さん橋ホールにサテライト会場もあるそうです。今年は新製品多い日本のカメラメーカーの新製品発表がCP+あわせで行…

第75回 重力波の直接観測

今回は先日発表された重力波の観測について。エーテル実験マイケルソン・モーリーの干渉実験は直角2方向に光を往復させてもし光の媒質(エーテル)があれば地球の運動分だけ差が出るはずという実験でした。 実際には差がなく、キャプテン・フューチャーのエ…

第74回 馬鈴薯植う、ただし火星

今回は公開中の映画『オデッセイ』についてです。原題は『The Martian』火星に一人ぼっち残されてしまう宇宙飛行士の物語です。 非常に科学的に良質な作品で人類が手に入れられそうな手段でサバイバルしていきます。主演はマット・デーモン。原作はアンディ…

第73回 クラシカルなデザイン

今回はスマートフォンの普及でタッチパネル操作が増えている昨今、逆にボタンやダイヤル、レバーをまとい始めたデザインについてです。形のある部材見て触って感じることのできるボタンやダイヤルは視覚に頼りがちなタッチパネル操作とは違います。 位置と形…

第72回 すこしフューチャー

今回はSFの中でもちょっと未来を描いた本の紹介です。小川一水『美森まんじゃしろのサオリさん』過疎の村に残る美森さまの伝承をよく知る美人大学生と祖母の家を管理するために住み着いた若い男性で作られた素人探偵ユニットの短編集。 珍しくミステリー仕立…

第71回 カメラ化したスマホ

今回は、昨日下位機種が発表されたAndroid採用のコンパクトカメラについてです。家電メーカーのスマホ撤退の先国内の家電メーカーがスマホから次々と撤退する中、自社のカメラ事業の中の1製品として大手電機メーカーが出しているデジカメの進化系としてデジ…

第70回 電子の積ん読

今回は読みきれない電子書籍について。電子書籍の本棚プラットフォームごとに購入することになるのでKindle Sony koboなどそれぞれが別の場所にある図書館の本棚で閲覧はそれぞれという感じで複数の書棚に同じ本を詰めてるようです。コンテンツタイムラグ初…

第69回 そこはかとない不安

年が明け2016年となりました。 年賀状をいただき近況を感じたりする最後の世代かもしれないとふと思うのでした。介護退職の不安幸い今のところ大丈夫ですが、運転の不安、体調の不安、友人がなくなった連絡など不安定な気持ちになっている親を見るとこちらも…