camdayのブログ

日々感じた中から不定期で。

第127回 ダンジョン

今回は工事の続く渋谷の話ではなくて、飯の話です。

魔物食とは

九井諒子さん作のダンジョン飯という漫画の主題です。
兄と妹がともに所属するダンジョン=地下迷宮で妹が火龍に食べられてしまいます。消化されてしまう前に助けたい(ひええ)兄ですが、資金もつき仲間も少なくなってしまいます。
そんな窮地を救うのが現地調達です。

あっさり死んだりしても

剣と魔法の世界ですが命を繋ぐのは食です。様々な食材とお馴染みの調理法。日本の調理法(和洋中エスニック)の多様さがミックスされてどこか馴染みのある料理が美味しいかどうなのか。

消化されたら戻れなさそう

最新4巻好評発売中です。ここでは復活の条件が明かされます。美味しく食べられたら復活できそうにありません。
さて、兄は妹と再会できるのか。

実はまだ途中なのでダンジョンに潜ります。

第126回 線画に着彩

今回は絵の話です。

木版風景画

明治から昭和に生きた洋画家、木版画家吉田博氏の作品をNHK日曜美術館で知る機会がありました。ゲストが中江有里さんだから録画したというのは余談ですが。去年2016年の6月に郡山で展覧会があったそうで行きたかったなと思いました。

木版画というと

小学生の頃の図画工作で楽しんだぐらいで多色刷りの経験もありません。はるかに硬い版木に繊細な描線を彫り込んである作者の技量と集中力には驚かされます。彼がこれを始めたのは49歳。

人となり

23歳で渡米しそれまで描きためた水彩を元手に油彩画を世界各地で描き、帰国後は山にこもりながら、見られない人のために山の風景を描く。しかし画壇の当時主流派から外れ苦境の中の転身だったそうです。

輪郭 色版 ねずみ版 ぼかし

刷りの再現ができるのは版画ならではです。繊細な輪郭線は部分で色を変え、抑えた色調にさらに影色をつけるねずみ版で立体感をさらにグラデーションの重ね刷り。
ふと、新海誠さんの背景作画に通じるものを感じました。

写真以上に奥行き感と光を感じる。機会作って作品見に行きたいと思いました。

第124回 これまでとこれから

今回はソニービルについて。

ショールーム移転

今は銀座の日産のビルの上階にソニーショールーム移転しています。
長く営業していた丸ノ内線銀座駅前のソニービルは回顧展の真っ最中です。
http://www.sonybuilding.jp/sp/ginzasonypark/event/

It's a Sony

創業期の製品から最新のクラウドファンディングガジェットまでビル一杯展示されています。
ラジオとウォークマンが印象的でした。

切り売り

先進的なフロア構成も当時の壁は年相応です。外壁に特徴的なルーバーがあるのですが、それを切り売りするそうです。
内部の展示品、事業の切り売り、ビルが空間から消えるモノの喪失。
センチメンタルになります。
ロボットのデザインモックは寂しいモニュメント。

オリンピック後にビルが

しばらくは解体後の敷地は公園として公開されるそうです。展示会の後半はこれらをイメージしたインスタレーション展示。これからのソニーのイメージになるのでしょうか?!
新生ソニービルは何が詰まった箱になるでしょう。これからの5年、10年、50年。

これからに想いを馳せに後半の展示も見に行こうと思います。

第123回 期待と結果

先日、番組で猫で人の脳活動が活性化する話をしていました。(サイエンスZERO

犬より猫

撫でるだけの時、猫の方が触り心地がいいそうです。
一方、お手などに反応してくれる犬は言うことを聞いてくれる方が脳は活性化し、一方猫は言うことを聞かない方が脳が活性化するそうです。

期待値の違い

犬は芸をする。猫は自由。そういった期待のもとにインタラクションするので、言うこと聞かない犬は期待はずれ、言うこと聞かない猫はどしたの、ご機嫌悪いですか?!と相手を伺う行動が活性化するそうです。

プロ機とファミリー機と趣味機

カメラの動作もそれと似たようなことがあります。
プロ機は意図した操作が結果に反映して欲しいものです。
ファミリー機はとにかく綺麗に写れば嬉しい。
趣味機はここぞと言うところで満足写真が得られて多少の操作性やクセも楽しみです。

プロ機は過剰な補正はいらないかもなと先日思った次第です。

第122回 被写体ぶれ

今回は先日撮影させていただいた音楽会での一幕。

世界最高レベルの性能

ブレ補正で有名なカメラで撮影に臨みました。
最初は家族写真と演奏家の個人写真。子供達も写真を撮られることには慣れていますが大きなカメラに緊張気味です。
そして演奏開始。挨拶に立った子供達は演奏の緊張から動くし動作も速い!
ブレた写真ばかりに。

被写体ブレ

ランダムに動くお辞儀も早々に楽器につく。所作を訓練する、見せる和太鼓や演舞とはまた違う世界だなと実感しました。
フラッシュでストップモーションにしても良いのですがそこはシャッターチャンスと演奏への影響考えると後者を気にします。

ビデオの高精細化

すでに4K、8Kと写真並みの解像できりだせる動画撮影ができます。我が子の演奏を撮影する数分なら多くのカメラで動画として残せます。そこから切り出せば良い写真残せるでしょうか。
そう簡単ではなさそうです。

動画としての安定感

動画撮影は一台のカメラワンカットで撮ると単調になります。かといってズームやパンニングを多用すると見づらい。写真はアングルのバリエーションで見せたい。両立は難しいです。
テレビでは複数カメラを適切に切り替える。映画では安定したクレーンやレールでフレームに変化をもたせながらカット割りを考えてつなげる。だからいいのです。

被写体のブレをコントロールしつつシャッターチャンスを逃さない方法が必要そうだなあと改めて思った休日でした。

第121回 グッズ商売

あけましておめでとうございます。

三が日は過ぎてしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。

今回は、年末年始の写真展で思ったことです。

NHKの番組だけど

岩合光昭の世界ねこ歩きは2012年からの放送で2017年も番組継続すると決まったそうです。某デパートの写真展トークショーでご本人がおっしゃってました。
で、番組人気で岩合さんのねこグッズもたくさん出ていました。写真集物販がメインだった頃に比べて随分色々出ています。

プロダクションの力

写真展の企画、出版、グッズにとクレヴィスという会社が仕切っているようで岩合さんもこれだけは言ってくれと言われて今年認可予定のLineスタンプの宣伝をしていました。
全国45都道府県を巡回し、残すは沖縄と滋賀とのこと。2017年には回りきりたいと抱負を語っていました。

気になるグッズ

カメラストラップとキャップが気になったのですがワンポイントで岩合さんのねこイラストが入っているなら…サインだとなんだかこれ見よがしでちょっと使いにくいと思ってしまいました。
こういうキャラクターグッズって劇中のさりげない小物とかが嬉しいのにキャラクタープリントや番組ロゴババーンとなってしまいがちです。
カメラストラップもちょっと硬めだったので購入は見合わせました。

岩合さんみたいな写真撮りたいなという気持ちをサポートしてくれるいいグッズが欲しいですね。