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第32回 フリクションに思う

第32回は文具売り場を覗いた感想を。 フリクション絶好調ですね。

消えるインク

ボールペンの字を消すには、修正テープ?修正液、それとも砂消しゴム?! 年齢によってもいろいろ違うと思いますが、今の世の中フリクションみたいですね。 お尻のゴムでこするとさっと消える。

消せない記録

ところで消えたと思うこの書いた文字や図形は残っているって知っていますか? 消したい思いは消えていない。重ねた文字はいっしょくた。 この辺りを知ってちょっと使い勝手が悪いし訂正もできないけど万年筆にしました。

今見えないだけ

フリクションの文字が消える仕組みはゴムと紙の摩擦熱でインクの色素が透明になるからなのですね。インク自体は残っています。熱がキーですからストーブの前やドライヤー、 置いたマグカップでも消えてしまいます。

冷凍庫で蘇る

復活の呪文は低温です。インク色が全部浮き上がってきます。 ここで問題なのは重ね書きが全部復活してしまうことで訂正の前後関係が消えてしまいます。 カラフルさを生かして訂正の版ごとに色を変えていればもしかしたら判別できるかもしれませんが。

インクと心

見えなければいいけど、その奥には幾重もの想いを示す言葉が重なる。 一度見えたら混沌の闇の中。 はっきりしない気持ちを文字に記すのは何を残したいからなのか。

何を書き残しますか。何で書き残しますか。