第175回 消えた豚キムチ丼の白菜

今回は食堂で頼んだ豚キムチ丼から白菜が少ないことから、最近の葉物野菜の動向についてです。

出荷量と価格は

ベジ探というサイトが(独)農畜産業振興機構により運営されているので、そこのデータを参照します。
価格及び入荷量は農林水産省「青果物日別取扱高統計結果」によるものとのことです。

http://vegetan.alic.go.jp/kakakugurafu/youkeisai.xlsx

白菜はいかに

東京、名古屋、大阪、福岡の12月から直近で卸値で過去5年平均から倍の価格ですね。昨年通年の輸入量は前年比だと13ポイント増えてます。10月頃は輸入量も落ち着いていて産地の出荷量も安定。
で12月この時期主要産地の大分の寒さで小ぶり。しかも12月でほぼ出荷が終わっているのですね。

産地別での動向も必要

首都圏の出荷順調としても季節のズレ、産地のシフト、さらに輸入量も加味しないといけませんね。端的には市場の卸価格が指標に。

旬を見えなくする努力が価格に転嫁されているのですね。

第174回 ケーススタディの作法

今回はビジネススクールなどで行われるケーススタディーに付いてです。

取り組むルール

これまでも何回かケーススタディーに参加して来ましたがあまりグランドルールを意識していませんでした。
今回習ったのはケースの情報、その時のスナップショットと変化を意識してケースに書かれている情報で分析をしましょうということでした。

根拠のない推測やケースの調査はしない

実際にどうだったかでは自分で考えることにならず学びにならないということ。ただし、常識的な推論は働かせてもいいとの指導でした。
あまり生々しい事例では自分で持っているが、ケースに書かれていない知識が邪魔をしそうです。

まとめでは無い

フレームワークに当てはめたら終わりではなくそこから何を読み解くのか?対話で新たな視点を見つけて事例の中に流れているステークホルダーの思いや戦略を感じ取れるか。自分だったらどのような戦略のもと打ち手を選ぶのか。

自分なりの読みまで考えないと有意義な時間を過ごせ無いです。

第173回 謹賀新年

あけましておめでとうございます。
三が日最終日です。

本年もよろしくお願い申しあげます。

第172回 年の瀬

今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

第171回 インフラ

週末、鉄道の架線故障で予定を切り上げました。
今回はそんなインフラのお話です。

高度成長期から50年

東京のインフラの多くは関東大震災東京大空襲、前回のオリンピックと更新されてきました。その後の大深度開発や超高層ビルの土台はその頃のものとも言えます。だいたい寿命と見ていいのかもしれません。

この20年ほどでリノベーションしても

天井パネルからの水漏れを受け流すビニールが伸びていたりぱっと見綺麗にお化粧直ししたところに不具合が出てもう一度工事などもあります。
比較的素材の質が安定していた80年代半ばの建物も設備更新か建て替えかそんな時期かもしれません。

バブル期の住宅街

水道や下水の不具合も出てくる頃でしょう。そんなベッドタウンからの通勤電車も不具合が目立つ路線も見られます。
今しがたも原因不明の停電のニュースが。
住宅そのものの設備老朽化もあります。

更新するヒト、モノ、カネが限られた時私たちはどういう選択を取るのがいいのでしょうか。

第170回 AF(オートフォーカス)

本格的なAF(自動焦点)一眼レフとして1985年に発売されたカメラを使う機会がありました。今回はそんなお話。

肥大化してない一眼レフ

このカメラとの差別化を狙ってフラッシュをつけたり、高速連写を狙ったり、プロ機に組み込んだりと上級機は大型化の道を歩んでいきます。
手のひらに包まれるコンパクトサイズは美点です。
コンパクトなレンズも実現していて高画質でした。今でも高値で取り引きをされているレンズも中にはあります。

しっかりしたボディー

このサイズですが小型で高品質。強度が必要なパーツはきちんと金属製です。後年のプラスチック化でことごとく壊れているポイントが金属です。ストラップ環もフィルム巻き戻し軸も。マウント金具も。

大ヒットの本質は

凝縮感がしっかりあってモーター内蔵一眼レフとして小型軽量。ファインダーも見やすくフルモード。アクセサリーも豊富だったのですからAFの話題性だけでなく実力的にも選ばれる理由があったんだなと思いました。

大手電子部品メーカーの特許さわぎがなければ、この高品質感を維持した後継機になっていたのではないかと空想するのは虚しいですね。

第169回 変化点

デザイン思考の限界点が提唱されてから5年。日本ではワークショップ花盛りのようですが、役立っていますか?

事業としての実現性
デザイン思考のプロトタイプ検証はちょっとした改良には向いていると思います。躊躇なく検証サイクルを回せばユーザーの気づきを、あるいは開発者のひらめきを検証修正できるから。
ただし、新領域のビジネスなどでは実際のプロトタイプサービスを実地でやることが求められます。

プロトタイプ事業を回せるか

今や大手SNSFacebookも元は大学の交流サイトですし、まずは小さく初めて広告収入に結びついたのが出発点でした。Googleの検索サイトはブックマークしていないと使えない一サイトでした。最初に長大なブックマークリストを不要にしてここまで来ています。

失敗というより発見

失敗してしまったところには事業として回らなかった原因やそこに顧客の潜在ニーズを満たせなかった何かがあるはずです。それを見つけて仮説を修正していかないといけません。
ここをやらせてくれる風土があるかどうか。きっと新しいビジネスを発見できるというポジティブさを維持できるか。

探しものは何ですか?