camdayのブログ

日々感じた中から不定期で。

第191回 補修か破壊か

今回は車の修理とカメラの修理の関係についてです。

レストアという概念

過去の名車は根強い人気があり復刻すればいいではないかという意見もありますが今の環境安全基準を満たすことが難しいため、中古車を元に再生するレストアをすることになります。

保存と実用

外観はサビたボディーに金属を継ぎ合せたり、曇ったライトのレンズを複製したり、と走行できるようにし車検を通して走っているのが旧車会に並んでいる車たちです。

カメラの保存

一方のカメラはオリジナルの状態にこだわる派と撮影状態に機能回復する派と見た目もリニューアルする派があります。
保存派は、オリジナル派は部品も塗装もそのまま保存。撮影機能はあれば上等という人。

カメラのレストア

機能回復派は代替部品と交換でもOKな人達。例えばメーターが壊れているなら下ろしてハーフミラーも全反射に変えてしまおうという。
リニューアル派はオリジナルの塗装を剥がして磨いて再塗装して綺麗さを優先。
この過程で分解整備もする。
車のレストアに近い人達です。

新造できないのは車もカメラも同じで手を加えれば変化していきます。
捨てられれば母数が減っていきますので、できれば再生パーツや修理の母体としてまたいきてほしいものです。