第181回 APS
今回はデジカメの撮像素子に謎の名前を残すAPSについてです。
アドバンストフォトシステム
去年、横浜の写真屋さんが製造中止になっているAPSフィルムを発掘して期限切れフィルムとして売り始めました。
どの辺りがアドバンスだったのかというとフィルムカートリッジをカメラにポンと入れるだけであとはカメラにお任せ。
蓋を間違えて開けない機構や途中から撮り直す機能やそれまでフィルム写真の失敗要因を潰す形でした。
現像後もフィルムカートリッジに入ってる
なのでフィルムに何が写ってるか専用機器で見るかインデックスプリントの番号と見比べないといけない。これは辛かったです。
専用のカートリッジとインデックスが整理できるアルバムもあったのですが嵩張る。私自身ポジフィルムで撮っていたので対象外でした。
各社カメラは出しました
随分といろいろなカメラ、コンパクトから一眼レフまで出たのですが使いがってに世間が慣れる前にデジカメの普及で売れなくなり。数年前フィルムが製造中止で終わっていました。
一眼レフカメラはミノルタ、ニコン、キヤノン、レンズ一体型一眼レフカメラをオリンパスが出していました。
デッドストックフィルム
そんな中、長野オリンピックの頃に出ていたカメラを中古で並べ、APSカメラの同人誌を店頭展開し、フィルムを販売し、現像やデータ化を始めた写真屋さんが現れたのです。
平昌オリンピックの今年も種類は減りましたが在庫はあるようです。
最後のひと仕事昔のAPSカメラ体験してみましょうか。