第117回 思い込み
今日は失敗談からです。
短期記憶の取り違え
複数ページに渡る資料の作成で項目を同期させているつもりが見落としていたり。話している内容がさっきと違うと指摘されたりしませんか。
思いつきで作文したり発言していると、こういうことになりがちです。
短期記憶の容量は案外少ないからのようです。
覚えているということ
短いフレーズを断片的に出している段階では、その項目間の関係性についてのエピソードが定着していないためと考えられます。連想の飛躍は時に新しい発想の源になるのでブレーンストーミングなどでは停滞した発想を覆すきっかけになりますが、コミュニケーションで相手に正しく伝える場面では混乱の原因になります。
内容の齟齬に気付けない
小さな画面で作業していたりすると複数の項目についての関係性が見えづらいため部分的には良さそうなのに全体としてのストーリーがわからなくなったりします。項目の漏れはないか、構造化してストーリーにした時におかしくないか書き出して確認しないといけません。
組み直してストーリー化してから伝える必要があります。
ほら、画面内に収まる部分では良さそうでもタイトルとサブタイトルと内容で違和感がありますよね。一週間本文を書かなかったからです。
さっきのこと覚えていますか
思いつきでは伝わらない
ストーリーは大切
かな気をつけたいものです。