第105回 デジカメのゴミ
今回は一眼レフのデジカメ化から撮像素子のゴミ問題についてです。
黒い影
白い壁をとるとぼんやり黒い影が映っています。絞り込むとくっきり黒い点やホコリが。
青空や、ポートレートなどこんなところにシミそばかすがとなります。
ゴミの原因はレンズを交換するためのマウントが盛大に開いているためそこからのチリやホコリの侵入。
マウントの奥で動いているミラーや、シャッターなどのメカからのメカダスト発生や、悪いものだと潤滑油などの飛散があります。
ゴミ取りの方法
空気やガスで吹き飛ばす。
傷をつけないよう専用の用紙とクリーナーで拭き上げる。
専用の粘着スティックでとる。
表面コートでつきにくくする。
保護フィルターを撮像素子から離して設置する。
撮像素子を手振れ補正機構で振る。
超音波フィルターで弾き飛ばす。
さまざまな方法があります。
メーカー送りで一週間とほぼゴミ知らず
方式や撮像素子のフォーマットサイズで効き方が違います。
非常にいいものは数年使っても気になることがありません。
特に購入直後はメカダスト発生が多く対策の甘いカメラは慣らし運転のあとメーカー清掃した方が良い機種や、悪性のダスト発生は回収修理が告知されたり改良機種への交換という事例もありました。
気持ちよく写真を撮るにはこういった基本機能にも着目したいですね。