第104回 消えゆくネットコンテンツ
今回はニフティの初期のウェブページサービスの終了に寄せて。
個人発信の場としてのウェブサイト
HTLMを使って書き起こすところから始めて、やがてHTMLを生成するツールが普及しWindows95時代に作って誰にも知られていないウェブページがありますがこのまま消えるのに任せることになりそうです。
有名コンテンツでもプロバイダー廃業で
ブログへの移行からTwitterやLINEなどのリアルタイムのやり取りツールへ個人の通信が変化し、ウェブページのサービスを提供してきたプロバイダー廃業やサービス縮小が進んでいます。
Googleのリンクにのらない
さらに検索エンジンのヒットランクにかからないページも相当数あるはずです。
電力とサーバのメンテナンス通信回線の継続がされていても手が届かないデータ。
ネットの障子紙の下敷きに畳の裏に屋根裏に
維持されていれば残りますが数十年という壁は紙媒体より残りにくいかもしれません。昨今は図書館も資料を電子化しているので意識して残そうとしていてもある日ふっと消えてしまうかもしれません。
後世の歴史家にはミッシングリンクになるかもしれません。