第101回 流星群
今回は、流星群についてです。
流れ星見えますか?
近所の方から声をかけられるくらいには皆さんペルセウス座流星群の報道には触れられているようです。
ちなみに遠征をしない私は雲間から覗く星空を見ていましたが残念ながら捉えられませんでした。
細かな星屑
宇宙には1mm以下の微粒子は結構存在していて、昼夜問わず普段でも地球の重力に引かれて地球に降り注いでいます。
月や人工照明のない暗い夜空なら少ないながら見えるはずです。
流星群の由来
地球が太陽を回る公転軌道とほうき星すなわち彗星が太陽を回る軌道が交差する時期流星群になるというのがダストトレイル理論です。
彗星は氷と岩石の粒から出来ていて太陽に近づくとチリとガスを放出します。このチリが彗星の軌道を漂いチリの帯ができています。そこを地球が横切るとチリが地球に降り注いで流星が発生するのです。
彗星がなくても流星群
彗星の観測例がない流星群はかつて彗星だった小惑星であったり彗星本体は太陽や惑星に落ちて無くなったりしています。年に幾つかの流星群があるということは地球にも落ちているということです。
星に願いを
今の所地球に落ちる彗星や小惑星を避ける手立てはありません。
できるだけリスクを減らすために地球軌道を横切る天体の探索が続けられています。宇宙移民実現するといいのですが。