第73回 クラシカルなデザイン

今回はスマートフォンの普及でタッチパネル操作が増えている昨今、逆にボタンやダイヤル、レバーをまとい始めたデザインについてです。

形のある部材

見て触って感じることのできるボタンやダイヤルは視覚に頼りがちなタッチパネル操作とは違います。
位置と形で区別ができます。
押す、回す、傾けるなど動作にも複数の方法があります。
カチカチとクリックストップが効いて一段ごとの操作ができたりもします。

パラメータは固定ですか?

昔の機械はメカニカルな連動で調整したい機構に直結していたので、ダイヤルに表示機能ももたせていました。シャッターダイヤルや絞りリングなど。
一方、電子ダイヤルとわざわざことわって、機能を示すボタンとの組み合わせで様々なパラメータを変更できるものが現れました。
前者は刻印が、後者は無地の場合が多いです。

かつてのルール

例えばフォーカルプレーシャッターを持ったバルナックライカなどはフィルムの巻き上げ軸と平行にシャッターのドラム軸を持っていたのでそこに巻き上げ、シャッターボタン、シャッター速度ダイアル、フィルム巻き戻しノブが並び、ました。一方レンズはフォーカスリング絞りリングが並びました。

今どちらにするか

このレイアウトに似せつつパラメータ固定のダイヤルにするか前記の電子ダイヤルにするかで遠目には同じようなクラシカルなデザインに見えても、操作が変わってきます。
外観上パラメータが目視できるのは古い数字などが刻印されたダイヤル、変更するパラメータを覚えて電子ダイヤルを動かすのが今風のスタイル。

普段意識しないですが表示と操作が一致するスマホ世代にとってどちらが使いやすいのでしょうね。