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第59回 冴えていく宙

今日は冬の星空のお話です。

関東の晴れた空

すっきりと透明度の高い空は秋の終わりから冬にかけて北からの乾いた空気が雲の発生を抑えて寒くても冴えた空をもたらしてくれます。

宵の頃は街明かり

西の空に夏の大三角形が残り、天頂にペガススの四辺形がかかる秋の星座がいる頃は意外と街明かりが多いようです。
明るい星も少ないのですが神話世界のお話の登場人物の多い空。物語を読んだ後暗闇に目を慣らして神話ツアーもいいものです。

靄の多い空

大気中の水蒸気が多いと薄雲や靄のようになり透明度があがら無いですし光害(街明かりや宣伝用のサーチライトなど夜空の星が見えなくなるだけでなく、植物の成長や野生動物の活動などに害をもたらす)の影響も大きくぼんやり空が明るく星が見えにくくなります。最近は黄砂やPM2.5など大陸からの微粒子も影響します。

北風に吹かれて

冴えて乾燥した太平洋側の冬型の天気はそんな粒子も水蒸気も消してくれる空の箒のようなもので冴えた空がぎらぎらとした冬の星座とともに東の空から昇りやがて天頂を支配します。

冬の主役

街明かりも弱くなる夜半過ぎには空いっぱいの冬のダイヤモンドがにぎやかに輝きます。オリオン座、おうし座、ぎょしゃ座、ふたご座、こいぬ座おおいぬ座、それぞれの1等星が明るく輝くのです。

冴えた冬空、防寒に気をつけて一晩星空ツアーを楽しんでみてはいかがでしょうか。