第212回 風速アップ?!
今年の台風は最大瞬間風速が45-50m/sと猛烈に強いですね。
35年ものの庭木が折れた
建物や設備が古くなってきているのと台風が強いため、これまで壊れなかったものが壊れている印象があります。
近所の商店の電飾看板が落ちたりトタン屋根が吹っ飛んだりも。
バス停はお辞儀するように曲がっていました。
風速40m/s
気象庁の風速の目安には50m/sはなかった。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kazehyo.pdf
40m/sで木が折れて住宅倒壊や鉄骨構造でも歪むそうですし、トラックは横転します。
劇場版パトレイバーでよくイングラムは歩けたなって思います。
またまた接近中
海水温が高い状態が続いていて台風が発達しやすい状況が続いているようです。早めの避難を心掛けないといけませんね。
第211回 農地
今回は彼岸花の季節に行った田んぼの話。
耕作放棄地は荒れ放題
すっかりススキやクズに覆われてこんもりしてます。
農地の保有者の方たちには事情があるのですから仕方がないのですが、除草剤なのか彼岸花が不自然な枯れ方でちょっと不安になりました。
転作地も荒れ
田んぼを利用したクレソン畑がありましたが半減していました。
また、トンボがいません。
ヤゴの生活圏がなくなったのでしょうか。あれほど10年前には飛んでいたのにという思いがあります。
夏の猛暑
そんな影響もあるかもしれません。
年一回の撮影だけですから見えるものもあると思います。
里の美しさの維持がもうできないのだなと思う10年でした。
途中離れましたが30年以上暮らした土地です。
末永く。
第210回 デジタルはミラーレス
今回は大手カメラメーカーも参入したミラーレスカメラのお話です。
レンズ外すとセンサーむき出し
シャッターの選択によってはレンズを外すとシャッターが閉じるようにすることもできますが35mm サイズで先鞭をつけたモデルは開きっぱなしです。
ゴミ水滴など気になるのでできればセンサー面を下向きにしてレンズ交換したいところです。開口が大きいとより深刻です。
レンズが巨大に
先行のマイクロフォーサーズやXマウント、一部Eマウントは比較的小さいのですが、今回の大手は一眼レフレンズよりはコンパクトで高画質を狙いましたね。
今後どんなラインナップになるのでしょうか。オートフォーカス初期のマニュアルレンズと変わらない大きさにしてきたメーカーも小さいマウントに大きなレンズでしたから気になります。
抑え気味の中級機値段は
実売価格下がるかなと思います。
競争で下がるかもしれません。
ただ1/10の値段で銀塩中古カメラを楽しんでいる若い世代が受け入れてくれるかは新規ユーザーも引き込むなにかが必要でしょう。
さて、写真家社会も色々あるし、大御所の話聞いて作るという方法の次に取り組まないと本当にカメラなくなってしまいますよ。中古市からは以上です。
第209回 褒めると叱るの難しさ
子供でも組織でもありそうですよねというお話です。
ここはいいけどここは
ダメなところは認めたくないという圧力がかかります。
やり方を改善しないといけないのに、成果を褒められるとそれでいい、私は正しいと思ってしまう。そうすると問題が悪化してしまいます。
悪いところを認めて
改善の道に踏み出すためには何が必要なのでしょう。
ポジションを変えてみる。見える風景を変えてみる。周りのメンバーを入れ替える。組織の変更は時としてバランスを崩す結果にもなりますが、良くなることもある。
じっくり取り組みとアクティブさ
どちらも必要なことで向き不向きはあります。ポジションの中で何ができるのか見つけて動いて自己評価を維持して生きていくには何が必要でしょう。変化についていく、いけない、変わる守る。
その中で褒めるポイントと叱るポイントをどう決めたらいいのでしょう。
人生の様々な局面で
気に入らないことや不安なことが起きたときに、自分を褒めてなだめて時に叱って自分の中でも起きることです。
あなたは何をを褒めますか、あなたはどこを叱りますか。
第208回 台風お見舞い申し上げます。
台風大変でした。
復旧を祈っております。
気象レーダーの予測
短期間の局所的な降雨域の移動がわかるので行動予測ができます。
今なら避難可能、1時間は難しいなど。
また周期的な変化の予測も立ちます。
進路予報と暴風域
一般に台風は反時計回りの渦なので進行方向右側に風速の強くなる範囲があります。地形を考慮するとこの橋で速度規制や電車の運休がありそうだと考えられます。
衛星からのリアルタイム画像
ひまわりの画像などを見ればどのぐらいの範囲が台風の影響下か実感が増します。ピークを迎える時間わかったら。
速やかに避難します。
次回に教訓を生かしましょう。
第207回 ジャンクカメラの復活
今回はそんな話です。
完全機械式
大抵部品が揃っていてもシャッター幕が劣化、プリズムが腐食、オーバーホールが必要だったりして交換用中古部品や汎用の幕などが必要です。ちょっとそこまでてが出ません。
80年代前半までの電気式
人気がなくてちょっと外観の汚れもと並んでいる場合もあります。外観清掃で良くなることも。外装パーツやちょっとしたカビやミラー汚れを落とせばなかなか。電池接点液漏れは清掃できる程度ならなんとか。
初期AF機
フレキシブルケーブルぎっしりになる前なら少しのことで復活も。ただ電気部品が壊れると手出し難しいですね。今回は電気接点折れ補修と注油で復活させました。
見極めと一手間かけて脱ジャンク
第206回 ミラーレス時代へですが
世の中はフルサイズミラーレス時代へ向かっていますが、レンジファインダーカメラのお話です。
距離計連動カメラ
人間の両目で距離感を掴むのは、目の前に指を立てて左右交互に目をつぶってみると指がずれて見えます。これを視差と言います。この視差を脳が判断して立体感や奥行き感を得る一部として利用しています。この仕組みを光学系を使って二つの像を重ねて、ぴったり重なるとレンズのピントがそこに合うようなカラクリを仕込んだのが距離計連動カメラです。
レンジファインダーカメラとも言います。
三角測量
右目、左目、指で三角形ができます。この右目と左目の角度の差をギアやカムを使って変えることで像の重なり具合を変えます。この角度の変化をレンズの繰り出し量と連動させることでピントと左右の像のずれを関係付けています。
ピント精度と基線長
目の間隔を基線長と言います。基線長が短いと同じ距離だとズレが小さく、基線長が長いとズレが大きくなります。
少しの距離の違いが大きな角度差、像のズレの大きさになるので精密なピント合わせが出来ますがカメラは大きくなり、近くのピントは合わせにくくなります。
なので基線長は数十ミリ、近くのピントが合わせられるのは1mぐらいです。
像の重ね方
市販されているカメラでは左の素通し像に右の視野中心の像を半分光を通すハーフミラーやプリズムを使って重ねるカメラがほとんどです。
ぼんやりとした輪郭で右の像が浮かぶのを虚像式、くっきり輪郭で浮かんで輪郭のズレもしっかりわかるのが実像式です。
ぜひ中古カメラ屋さんで覗かせてもらってください。なかなかからくり仕掛け面白いです。